「上村一夫」作品リスト
甘美なる抒情、あふれる出す詩情、渦巻く情念と静かな狂気: 日本でも有数の充実した「上村一夫」蔵書内容です。
- 密猟記
- 怨獄紅 「上・下」
- マリア 「上・下」
- 乱華抄
- 同棲時代 「1~6」
- 苦い旋律
- 修羅雪姫 「1~3」
- 男と女の部屋
- 夢化粧 「1~3」
- しなの川 「1~3」
- 悪魔のようなあいつ
- 華心中 「1~2」
- サチコの幸 「1~5」
- 紅とかげ
- 狂人関係「1~6」
- すみれ白書 「1~4」
- 60センチの女 「1~6」
- 関東平野 「上・中・下」
- 完全なる答案用紙
- 街の灯
- 星をまちがえた女 「1~5」
- やっちゃんトマト 「1~3」
- 悪の華
- 大奥の狐
- 津軽瞽女の詩
- マンションブルース
- バーボン刑事 「1~2」
- ゆうとぴあ 「1~8」
- 黄金街
- おんな教師 「1~6」
- 鹿の園
- 一葉裏日誌
- ヘイ’マスター
- 凍鶴
- 菊坂ホテル
- 蛍子 「上・下」
- おせきの乳房
- 蛇の辻
- 子年のお岩
- 花言葉
- 紅花牢
- 山手線外廻り
- 夢師アリス 「上・下」
- 阿部定 「上・下」
- 高橋お浜
- 淫花伝 本牧お浜
- 津軽惨紘歌
- 修羅雪姫(復活の章) 「上・下」
- 上村一夫・画集「一枚絵」
- 白い夏
- 紅い部屋
- 昭和一代女
- 上村一夫・表紙画大全集
- 上村一夫・美女解体新書
上村一夫作品リスト
団塊の世代とマンガ
団塊の世代は昭和40年代には、10代後半から20代へ年齢を重ねていく。
子供のころ、漫画を読みながら育ってきた団塊の世代は、大学生や社会人となっても漫画読み続けた。出版社もそれに対応して、少年誌の中身を青年向けに充実させた。かくして、「右手に朝日ジャーナル」「左手に少年マガジン」といわれる時代が到来した。自然な流れとして、青少年や青年向け漫画誌が誕生する。昭和42年創刊の「漫画アクション」(双葉社)、昭和43年創刊の「ビッグコミック」(小学館)、昭和45年創刊の「リードコミック」などである。こうした漫画誌に白土三平、さいとうたかお、手塚治虫、
らが注目を集め、リアルな演出手法が注目されて、「劇画コミック」がブームとなる。そして一つの文化として成熟を遂げていく。
マンガ昭和史
鉄腕アトム、おそ松くん、あしたのジョー、...............etc
読めばあの日が蘇る。
「鉄腕アトム」に未来を夢みて、「おそ松くん」で大笑い。
「カムイ伝」に生き方を学び、「あしたのジョー」から勇気をもらった。
生まれた時から、漫画で育ち、漫画は友であり、師であった。団塊の世代にとっては、読み返すことで、漫画で大きくなった懐かしき日々が走馬灯のyぷに蘇ります。
マンガと世相史
赤本マンガが隆盛となる。
昭和31年(1956): 貸本屋が人気、貸本漫画短編誌「影」創刊
昭和41年(1966):「おそ松くん」(赤塚不二夫)人気化
イヤミのポーズ「シェー!!」が大流行
昭和45年(1970):「あしたのジョー」(高森朝雄・ちばてつや」
で力石徹死亡。告別式が行われる。
昭和50年(1975):「ベルサイユのばら」(池田理代子)の人気で、宝塚歌劇団ブーム
平成6年 (1994):「少年ジャンプ」(集英社)が史上最高の653万部発行